土砂災害警戒区域等管理システム |
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当機構は、砂防指定地台帳に加えて、地すべり防止区域や急傾斜地崩壊危険区域の台帳について整備を進めるとともに、全国各地の土砂災害危険箇所カルテ等の整備にも取り組んでまいりました。
一方、国土交通省からは、「砂防GISの整備方針(案)(平成17年9月2日国土交通省砂防計画課長)」が示され、GISシステムの構築に向けた需要に応えるために、土砂災害防止法に基づく基礎調査の実施等に伴って電子化される各種データの標準化が必要となりました。当機構は以下のような統一的なデータ作成のためのガイドラインのとりまとめをお手伝いさせて頂くとともに、各種GISシステムの構築に取り組んでまいりました。
これからも、砂防に関わる情報管理に全力で取り組んでまいります。
・土砂災害警戒区域等管理システム
土砂災害防止法に基づく基礎調査等のデータを整理・ファイリングし、警戒区域等の表示、区域調書の記載データの集計、公示情報の検索・閲覧、ハザードマップ作成補助などが行えるGISシステムです。平成26年4月現在、10都県に導入頂いております(特許番号4286900号)。
・砂防関連情報管理システム
直轄砂防事務所が行っている砂防・地すべり事業に関する各種台帳及び地図情報、航空写真情報等を一元管理し、それらの情報を事務所内の各PCで閲覧できるGISシステムです。各種機能がパッケージ化されており、ご要望に応じて必要な機能を導入することが可能です。また、使用するGISソフトについては汎用性の高いWeb版のフリーソフトを採用し、ブラウザ上で簡単に操作・閲覧することができます。平成26年4月現在、10事務所に導入頂いています。
当機構では、改正土砂災害防止法の施行に伴い管内外で発生した大規模土砂災害等に備えるために、都道府県および直轄砂防事務所に対し、これらのGISシステムの導入を通して日常業務をサポートさせて頂きたいと考えております。
三次元表示 |
地図表示 |
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三次元解析 |
台帳管理 |
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氾濫解析 |
土砂災害対応支援システム |