調査・研究成果 PDFリスト(2)

 

砂防協會「砂防」  「砂防」総目次  1MB
砂防」本文  (昭和3~7年) 01-07 37MB
08-14 32MB
15-20 25MB
(昭和7~10年) 21-24 36MB
25-28 40MB
29-32 34MB
33-36 38MB
37-40 35MB
(昭和10~13年) 41-47 34MB
48-54 28MB
55-60 27MB
(昭和13~16年) 61-70 39MB
71-72 38MB
73ー76 35MB
77ー80 18MB
(昭和17~19年) 81ー86  27MB
87ー93 23MB

 

 明治44年(1911)、農商務省山林局が林業技術研修のために「林業講習会」を開始し、大正9年(1920)には研修の一部門として「第1回農商務省荒廃林地復旧技術講習会」が開催され、この時の講習会修了者の同窓会として「砂防学會」が組織化された。しかし、会員が限定されていたこともあり、実質的な活動はあまりなされなかった。
 その後、昭和3年(1928)6月に「砂防学會」は「砂防協會」と改組され、これを機に会誌「砂防」の発行が開始された。「砂防協會」の理事長は東京帝国大學農學部林學第四講座(現在の東京大学大学院農学生命科学
研究科・森林理水及び砂防工学研究室)教授の諸戸北郎であった。
 会誌「砂防」は、主に論説、工事報告など協会員の情報交換の場として利用されたが、かなりの数の学術論文も掲載されており、当時の砂防・治山関係の技術や考え方を知ることができる貴重な資料である。会誌は昭和3年から昭和19年まで17年に亘り発刊されたが、戦時下の社会情勢の中第93号を もって休刊となった。

 

「砂防」は、平成25年6月に(公社)砂防学会からJSECEP Publication No.69として復刻版が発行されたが、このpdfはその原稿である。