砂防指定地等の管理と利活用

 砂防指定地、地すべり防止区域、急傾斜地崩壊危険区域の管理並びに土砂災害警戒区域等の管理は、砂防関係法令に基づき指定される土地の区域の管理行為であり、土砂災害防止のための基本です。前者が土砂災害の原因地としての管理、後者が人命保全のための管理と管理の視点は異なりますが、両者が一体として適切に管理される必要があります。
 当機構は、砂防指定地の指定方針策定、砂防指定地内における開発行為等の許可方針の策定、砂防指定地の解除等に関する業務に取り組んでまいります。

砂防指定地等の適正な管理と利活用計画の検討

 雲仙普賢岳山麓のような広大な砂防指定地等において、地域活性化の視点から有効活用したり、地域住民の方々等にも参加していただき、一定のルールに基づき利活用を推進するなど新たな取り組みも始まっています。

 

雲仙普賢岳山麓の利活用事例

雲仙普賢岳を望む中尾川上流域砂防指定地
「千本木展望台」の活用整備

  

火砕流により被災した
「農業研修跡地」遺構の整備

火災流により亡くなられた人達の
慰霊碑整備「北上木場地区周辺」

   

 

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